歌舞伎の髪型(カツラ)で意味が違う?!

今回は全開に引き続き、歌舞伎のお話をしていきます。
またかよって思った方…
ごめんなさい。またです。
今回は髪型(かつら)に付いてのお話です。

🌸 女性の髪型

① 元禄島田(げんろくしまだ)
→ 若い女性や町娘の髪型。華やかで活発な印象。

② 銀杏返し(いちょうがえし)
→ 武家の女性などに使われる上品な髪型。気品を表す。

③ 勝山髷(かつやままげ)
→ 純情で可愛らしい町娘。清楚な雰囲気。

④ 丸髷(まるまげ)
→ 既婚女性や母親の象徴。落ち着きと包容力を表す。

⑤ 立兵庫(たてひょうご)
→ 花魁(高級遊女)の髪型。華やかで豪華、妖艶な印象。


⚔ 男性・特別な役の髪型

⑥ 武士髷(ぶしまげ)
→ 月代(さかやき)のある武士の髪型。勇ましさと誇りを表す。

⑦ 水衣髷(みずごろもまげ)
→ 幽霊や精霊など超自然的な存在。儚く神秘的。

⑧ 立髪(たてがみ)
→ 『連獅子』などの獅子の精霊。力強く躍動的な印象。


💡まとめ

歌舞伎の髪型は、ただの飾りではなく、
**「その人がどんな人物か」**を伝える大切なサインです。
舞台を見るときは、衣装や表情だけでなく、髪型にも注目してみてください!

この記事を書いた人

多趣味&掛け持ちオタクでお金がいくらあっても足りぬ。
#趣味全開ぶろぐ。

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