合唱

私は、浜松市の小学生(年長)から大学生の合唱が大好きな子が集まる『浜松少年少女合唱団』に所属しています。
浜松少年少女合唱団は、毎年4月ごろにアクトシティ浜松の中ホールで定期演奏会を開催しています。
その演奏風景を業者の方に撮影してもらい、編集したものを合唱団のYouTubeに投稿しています。
今回の定期演奏会前は、小学生の団員が大幅に増え、私たち上級生が小学生たちのお世話をしながらの練習でした。
演奏する曲目の話で、「高校生アンサンブルをしたい」という声が上がりました。私たちの合唱団は、高校生が多くいる年の定期演奏会に高校生だけでアカペラで歌う、というプログラムを組んでいました。
ところが、コロナが流行った時期から昨年までの数年は、高校生の数が減ったり定期演奏会自体ができなかったりして、高校生アンサンブルができずにいました。
そこで今年は、高校生アンサンブル…改め、中高(大)生アンサンブルという形での復活となりました。
歌った曲は、千と千尋の神隠しより『いつも何度でも』でした。
合唱は、各パート一人ひとりが声を出さなければ、きれいな音楽ができません。そのことは中学三年生頃になると「きれいに大きな声で歌おう」という意識が高まってくる団員がほとんどですが、中一中二の団員は、まだあまり「自分が大きな声で歌っても…」とか「音を外したら恥ずかしい」と思ってしまうため、歌う声も小さくなってしまいます。
中高生アンサンブルをするうえでの問題点は、そういった年齢層によるアンサンブルへの意識の違いでした。
練習の中で高校生の団長と中学生が何度もぶつかり合い、涙することもありました。
私も中学生の頃までは大きな声を出すのは恥ずかしかったり、音を外すことが怖かったりして小さな声で歌ってしまっていました。でも、高校生になるとだんだん歌うことが前よりもさらに楽しくなってきて、歌声もどんどん大きくなっていきました。今では、先生や家族に驚かれるほど成長することができました。私が合唱への意識を一番高めたのは、高校二年生のころです。ほとんどの高校三年生は団を卒団していき、残らない場合が多いです。なので、自分が一番上の立場になったときに、「自分がこの子たちにとって頼れる人にならないと」と、思うようになりました。その意識が私の合唱への意識を高めた瞬間でした。
そのあとも何度かぶつかり合いがあったけれど、本番数週間前にはみんなの意識は同じところにあったと思います。
最後の最後まで自分たちのアンサンブルを客観的に聞いたり、先生にアドバイスをもらったりしながら試行錯誤を繰り返して、本番では私たちの歩みをずっと見守ってくれていた保護者の方々が涙してくれたことを今でも覚えています。
合唱・アンサンブルは一人ではできない。みんながいたからこそ大成功の演奏になりました。
私たちのアンサンブル「いつも何度でも」は10月30日時点で、YouTubeに投稿から3日が経ち再生回数は330回になっています。
YouTubeに上がっている中で私のお気に入りソングは「風になりたい」や「HEIWAの鐘」です。
他にも多くの合唱を投稿しています。ぜひ聴いてみてください♬
私は再来年の定期演奏会が出られるかは分からないので、もしかしたら来年で最後になると思います。
約10年、人生の半分以上を合唱とともに生きてきました。
これから先も合唱と関わっていきたいと思います。

この記事を書いた人

”みはね”といいます(*・ω・*)♡
姪と合唱団について投稿することが多いと思います♪
最近はポケモンの実況動画を見ることにはまっています!

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